日本人観光客に人気のリゾート地、セブ島。美しいビーチやダイビングスポットだけでなく、グルメやショッピング、文化体験も楽しめる多彩な魅力が詰まっています。セブ島を満喫するには「いつ行くのがベストなのか?」が気になるところ。
実は、セブ島には気候ごとにおすすめの楽しみ方があります。この記事では、セブ島の気候やベストシーズンについて詳しくご紹介します!
セブ島のベストシーズン概要

セブ島の観光にベストなシーズンはズバリ、12月から2月の乾季です。この期間は雨が少なく、晴天の日が続くため、海や自然を思いっきり楽しむことができます。特にビーチリゾートでのんびりしたい方や、ダイビング・シュノーケリングなどのアクティビティを堪能したい方におすすめです。
また、この時期は日本の冬にあたるため、寒さを忘れて常夏の気候を満喫できるのも魅力。セブ島の最高の魅力を体験するなら、ぜひ12月~2月を狙ってみてください。
乾季がベストシーズン
セブ島の乾季は12月から5月まで続きますが、特に12月から2月は気温が安定しており、湿度も比較的低いため観光におすすめです。この時期は青い空と透き通る海の美しさが際立ち、フォトジェニックな景色が広がります。
また、乾季ならではの穏やかな海は、海水浴やボートツアーにもぴったり。イベントも多く開催されるため、現地文化を体験する絶好のチャンスでもあります。乾季のセブ島で、特別な思い出を作りましょう!
セブ島の年間気候・気温とベストシーズン

セブ島の気候は1年を通じて温暖ですが、乾季と雨季に分かれています。それぞれの季節ごとに楽しみ方が異なり、旅の目的に合わせたプランが重要です。ここでは季節ごとの特徴とおすすめポイントを詳しく解説します。
12~2月:総合的にベストシーズン
12月から2月は乾季の中でも特に観光にベストな時期です。平均気温は26~30℃で、過ごしやすい陽気が続きます。この期間は雨がほとんど降らず、観光スポットやアクティビティを存分に楽しめるのが魅力。
特にダイビングやシュノーケリングを予定している方にとっては、海の透明度が高く、色とりどりの海洋生物を間近に見るチャンスです。また、クリスマスや新年を南国で迎えるのも特別な体験になるでしょう。
3~5月:ダイビング、シュノーケリングのベストシーズン
3月から5月にかけては乾季が続き、特にマリンアクティビティを楽しむのに適しています。気温が少し上がり、30℃を超える日もありますが、海風が心地よく感じられるため快適に過ごせます。
この時期はセブ島の周辺に広がる美しい珊瑚礁や、ジンベイザメとの出会いを求めるダイバーにとって絶好のシーズン。また、島全体が観光客で賑わうため、活気ある雰囲気を楽しむことができます。
6~8月:シティ観光、ショッピングにベストシーズン
6月から8月の雨季は、スコールのような一時的な雨が降ることが増えますが、一日中降り続けることはほとんどありません。この時期はアウトドアよりも市内観光やショッピングを楽しむのがおすすめです。
セブ市内にはおしゃれなカフェやレストラン、ショッピングモールが点在しており、雨を気にせずゆったりと過ごせます。また、雨季限定の割引キャンペーンを実施している施設も多く、コスパ重視の旅行者にとっては嬉しい時期です。
9~11月:格安ツアーのベストシーズン
9月から11月は台風シーズンにあたり、雨や風の影響を受けることがあるため、ビーチアクティビティは控えめになることが多いです。しかし、この時期は航空券や宿泊費が格安になる傾向があるため、予算を抑えたい方には絶好のタイミング。
また、観光客が少ないため、静かに過ごしたい方やローカルな体験を重視する方にはぴったりです。台風のリスクを避けるため、出発前に天気予報を確認するのをお忘れなく。
セブ島ベストシーズンとその他の季節の服装
セブ島は年間を通して温暖な気候が続きますが、季節によって過ごしやすさや服装のポイントが変わってきます。特に3月〜5月の乾季は晴天が多く観光にぴったりな時期ですが、その分日差しも強くなります。
雨季である6月〜11月はスコールがあるものの、湿気を除けば快適に過ごせる日も多く、旅費も安め。どの季節も基本的には半袖・短パンなどの軽装で問題ありませんが、それぞれの気候に合わせた服装選びが旅の快適さを左右します。
乾季(3月〜5月)
3月から5月のセブ島は乾季の後半にあたり、気温が30℃を超える日が多くなります。この時期は薄手のTシャツやショートパンツ、サンダルなど、通気性の良い服装がおすすめです。また、強い日差しを避けるために帽子やサングラス、日焼け止めクリームも必須です。
女性はリゾートワンピースや水着の上に羽織るパレオなどもおすすめ。夜間でも気温が高めのため、軽装で過ごせるのが魅力ですが、エアコンが効いた室内では羽織れるカーディガンがあると安心です。
雨季(6月〜11月)
6月から11月の雨季には、急なスコールや湿気に備えた服装が必要です。この時期は、速乾性のある素材の服やサンダルが便利です。また、雨が降ると涼しく感じることもあるので、薄手の長袖シャツやウィンドブレーカーなどを持参すると安心です。
雨季は路面が滑りやすくなることがあるため、滑りにくい靴や防水性のサンダルを選ぶのもポイントです。雨具として軽量な折りたたみ傘やレインコートを持っていくと、急な雨にも対応できます。
セブ島ベストシーズンの注意点

セブ島の乾季(3月〜5月)は天気が良く、海や観光を思い切り楽しめる最高のシーズンですが、いくつかの注意点があります。まず紫外線が非常に強いため、肌へのダメージを防ぐ対策が必須です。また、室内のエアコンが強く設定されていることが多く、体調を崩す原因になることも。
さらに、ビーチや自然の中を歩く機会が多いため、足元の装備にも気を配る必要があります。快適で安全な旅のために、これらのポイントをしっかり押さえておきましょう。
紫外線対策
セブ島の乾季はとにかく日差しが強く、紫外線量も日本の夏以上です。日焼け止めはSPF50以上のものをこまめに塗り直すことが大切です。特に顔・肩・首筋・足の甲など、日が当たりやすい部分は念入りにケアしましょう。肌が弱い方や日焼けを避けたい方は、UVカット機能付きの薄手の長袖シャツやラッシュガードの着用がおすすめです。
また、帽子やサングラスも忘れずに持参し、目や頭皮も保護しましょう。観光中に日焼けをしすぎると、後日ひりひりして楽しめなくなることもあるので、外出前の準備が肝心です。
エアコンに注意
セブ島のレストランやショッピングモール、ホテルでは、室内の冷房が非常に強めに設定されていることが多く、外の暑さとの寒暖差で体調を崩す方も少なくありません。ノースリーブや半袖で出かける際は、必ず1枚羽織れるカーディガンや薄手のパーカーを持ち歩くようにしましょう。
冷え性の方は、長ズボンや靴下もあると安心です。特に乗り物(飛行機・バス・タクシー)でも冷房が効きすぎていることがあるため、体温調節のできる服装で対応するのがベストです。暑さ対策だけでなく、冷房対策も旅の快適さを左右するポイントです。
アクティビティにふさわしい足元で
セブ島の観光では、ビーチや自然を楽しむアクティビティが多いため、足元に適した靴を選ぶことが重要です。例えば、ビーチで遊ぶ場合はサンダルが便利ですが、ハイキングや観光地を巡る際にはスニーカーやトレッキングシューズを履くと快適です。
また、足元が濡れる場面も多いため、防水機能がある靴や速乾性のサンダルを用意すると安心です。目的に合わせた靴選びで、快適に観光を楽しみましょう。
セブ島は雨季でも旅行できる?
セブ島の雨季は6月〜11月にあたり、スコールのような短時間の激しい雨が特徴です。ただし、1日中降り続けることは少なく、朝や夕方にパッと雨が降り、すぐ晴れることが多いため、旅行自体に大きな支障は出にくいです。
屋外アクティビティを中心に予定を立てている場合は、天気予報を事前にチェックし、予定を柔軟に組み替えるのがおすすめです。また、雨季は観光客が少ないため、ホテルや航空券が割安になるメリットもあります。人混みを避け、のんびりと旅を楽しみたい方には、むしろ穴場のシーズンといえるでしょう。
セブ島旅費が安いベストシーズンは9月~11月

セブ島への旅費を抑えたい方にとって、9月〜11月は最もおすすめの時期です。この期間はフィリピンの雨季にあたり、観光のオフシーズンとなるため、航空券やホテル代が大幅に安くなる傾向があります。具体的には、同じ航空券でもハイシーズンの年末年始やゴールデンウィークと比べて、最大で30〜50%近く安くなることも。
ホテル料金も同様で、人気リゾートホテルが通常1泊1万5,000円前後のところ、9月〜11月は8,000〜1万円程度で泊まれることがあります。雨が降る日もありますが、短時間で止むことが多く、観光に支障が出るほどではありません。費用重視で、混雑を避けてのんびりと旅を楽しみたい方には、9月〜11月はまさに狙い目のシーズンです。
セブ島シュノーケリングのベストシーズンは2月中旬~5月

セブ島で最も透明度の高い海を楽しめるシュノーケリングのベストシーズンは、乾季のピークである2月中旬〜5月です。この時期は海が穏やかで波も少なく、視界がクリアなのでサンゴ礁や熱帯魚をはっきり見ることができます。天候も安定しており、ツアーが中止になるリスクも少ないため、初心者にもおすすめです。
また、日差しは強いのでラッシュガードや日焼け止めをしっかり準備しましょう。人気のスポットとしてはナルスアン島やヒルトゥガン島があり、アイランドホッピングと組み合わせて楽しむのが定番です。海の美しさを存分に体感できる季節を狙って、ぜひ訪れてみてください。
セブ島スキューバダイビングのベストシーズンは3月~7月
スキューバダイビングを本格的に楽しむなら、3月〜7月がセブ島でのベストシーズンです。乾季にあたるこの期間は、海の透明度が最も高く、波も穏やかなため、初心者から上級者まで快適にダイビングができます。特にマクタン島周辺やモアルボアル、オスロブなどのエリアでは、ジンベエザメやウミガメとの遭遇チャンスも増え、海中での感動体験が期待できます。
この時期は天気も安定しており、ボートダイブやナイトダイブなど、さまざまなスタイルに対応しやすいのもポイントです。器材レンタルやライセンス講習の料金も日本より割安なので、初挑戦にもおすすめな時期です。
旅の目的によって異なるセブ島ベストシーズン
セブ島のベストシーズンは、旅の目的によって異なります。リゾート気分を満喫したいなら12月~2月、アクティブな海のアクティビティなら3月~5月がおすすめです。一方で、雨季や台風シーズンの9月~11月は旅費を抑えたい人や観光地をゆっくり楽しみたい人に向いています。
どの季節でもセブ島の魅力を体験できますが、自分の旅行スタイルや興味に合わせて時期を選ぶことが、より充実した旅のポイントとなります。
まとめ
セブ島のベストシーズンは、目的や予算に応じて選ぶことができます。12月~2月はリゾート気分を満喫するのにおすすめで、3月~5月はアクティビティ向け。
9月~11月のオフシーズンは費用を抑えたい方におすすめです。どの季節でも魅力があるセブ島で、自分に合った旅を計画して、最高の思い出を作りましょう。