ナルスアン島は、海洋保護区として知られ、透明度抜群の海と豊かな珊瑚礁が魅力です。島全体が小さなリゾートとして機能しており、美しい桟橋が印象的です。
ここでは、ダイビングやスノーケリングで海中世界を楽しむことができ、熱帯魚やカラフルなサンゴを間近で観察できます。また、レストランで新鮮な海鮮料理も楽しめるため、日帰り観光にも最適なスポットです。
ナルスアン島の基本情報
ナルスアン島は、セブ島周辺の島々の中でも特に美しい自然とリゾート感を兼ね備えた人気の観光地です。島全体が保護区となっており、豊かな海洋生物やクリアな海が訪れる人々を魅了します。
セブシティから手軽にアクセスできる点も特徴です。訪問者の多くが、シュノーケリングやビーチでのんびりとした時間を楽しんでいます。
ナルスアン島へ行くアクセス方法
ナルスアン島へ行くには、セブ本島からボートを利用する必要があります。最も一般的なのは、マクタン島のヒルトゥガン港から出発する方法です。
ツアーを利用すればスムーズに移動でき、約30~40分で到着します。アクセスが簡単で、日帰り旅行にも最適です。
ナルスアン島の場所
ナルスアン島は、セブ島の東に位置する小さな島で、マクタン島から南東約15kmの距離にあります。オランゴ環礁の一部として、豊かな自然環境が保護されています。
地図上では小さく見えますが、観光客にとっては大きな魅力を持つスポットです。
ナルスアン島への行き方2選
ナルスアン島へのアクセスには大きく分けて現地ツアーを利用する方法と自力で行く方法の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の旅行スタイルに合わせて選ぶことが大切です。以下で詳細を見ていきましょう。
現地ツアーで行く
現地ツアーを利用すれば、交通手段や食事などがパッケージに含まれているため、手間がかかりません。ツアーガイドが同行することが多く、初めて訪れる人にも安心です。
特にシュノーケリングやランチ付きプランが人気で、家族旅行や短時間で効率よく観光したい人におすすめです。
自力で行く
冒険好きの方には、自力でナルスアン島に行く方法もあります。まず、マクタン島の港まで移動し、そこから現地のボートをチャーターします。ツアーと比べてコストを抑えられる場合がありますが、現地の言語や交渉が必要なため、上級者向けです。
結論:ツアーを利用すれば楽にセブ観光が楽しめる
初めてナルスアン島を訪れるなら、現地ツアーを利用するのが最もスムーズでストレスフリーです。言葉の壁や交渉の手間が省け、時間を有効に使えます。初心者から上級者まで、安心してセブの美しい自然を楽しむための最適な選択肢です。
ナルスアン島の楽しみ方・過ごし方
ナルスアン島では、シュノーケリングやダイビング、マリンスポーツなど多彩なアクティビティを楽しむことができます。
また、ビーチでのんびりと過ごしたり、美味しいシーフードを味わうのも魅力的です。それぞれの楽しみ方を以下で詳しくご紹介します。
シュノーケリングで熱帯魚と泳ぐ
ナルスアン島の海は透明度が高く、色とりどりの魚が生息しています。浅瀬でも多くの魚が見られるため、初心者にも安心して楽しめます。シュノーケリング用具はレンタル可能で、手軽に海中世界を体験できます。
スキューバダイビングでナルスアン島を知る
ナルスアン島の海は、ダイバーにとって憧れのスポットです。特にサンゴ礁や豊富な海洋生物は、初心者から上級者まで満足できるダイビング体験を提供します。透明度の高い海中でウミガメやカラフルな魚たちと出会えるのは、まさに感動の一言です。
現地のダイビングツアーを利用すれば、初心者も安心して楽しむことができます。
遠浅サンドビーチでのんびり
ナルスアン島のサンドビーチは遠浅で波が穏やか。小さな子ども連れの家族にも安心して楽しめる環境が整っています。
白い砂浜に寝転がったり、波打ち際で遊んだりと、リラックスした時間を過ごすのに最適です。静かなビーチで過ごすひとときは、日常の疲れを癒してくれるでしょう。
ハンモックでリラックスする
島内には木々の間に設置されたハンモックがあり、リゾート感たっぷりの空間を演出しています。心地よい海風を感じながら、読書をしたり、昼寝を楽しんだりと、自由気ままな時間が過ごせます。
特に夕方には美しいサンセットが見られ、絶好の癒しの時間を提供してくれます。
海上レストランでフィリピン料理を楽しむ
ナルスアン島には、海の上に設置されたユニークなレストランがあります。ビュッフェ形式で、新鮮なシーフードやフィリピン料理を堪能できると人気です。
魚介類を目の前でグリルしてくれるライブクッキングは見どころの一つ。美しい景色を眺めながらの食事は、贅沢そのものです。
インスタ映え写真撮影する
ナルスアン島は、SNS映えするスポットの宝庫です。青い海と白い砂浜、カラフルなボートやハンモックなど、どこを撮っても絵になります。
特に人気なのが、海上桟橋からの景色。早朝や夕方の柔らかな光の中で撮影すると、さらに幻想的な一枚が撮れるでしょう。
水上コテージに宿泊する
ナルスアン島の水上コテージは、特別な宿泊体験を提供してくれます。海の上に浮かぶように建てられたコテージからは、波の音をBGMに朝日や星空を楽しめます。日帰り旅行では味わえない、プライベートな時間を求める人におすすめです。
マリンスポーツでワイワイ
ナルスアン島では、シュノーケリングやダイビング以外にもさまざまなマリンスポーツを楽しめます。ジェットスキーやバナナボートは、友人や家族と一緒にエキサイティングな時間を過ごすのにぴったり。初心者向けの指導もあるため、誰でも挑戦できます。
パラセーリングで空からナルスアン島を眺める
パラセーリングは、ナルスアン島の海を空から一望できる人気アクティビティです。風を受けながら空中散歩を楽しむスリルと爽快感は格別。上空から見下ろすエメラルドグリーンの海と島の風景は、一生の思い出に残る体験となるでしょう。
バナナボートで友達と思い出を作る
バナナボートは、友人や家族と楽しむのにぴったりのアクティビティです。スピード感あふれる乗り心地は、笑い声と共にスリリングな時間を提供します。
波しぶきを浴びながら遊ぶひとときは、仲間との絆を深める最高の思い出になるでしょう。
シーウォーカーで海底散歩する
シーウォーカーは、特別な装備を使って海中を歩くユニークな体験です。泳げない人でも安心して海中散歩を楽しむことができます。
手軽にカラフルな魚やサンゴ礁を間近に観察でき、家族連れや初めての海中体験におすすめのアクティビティです。
ジェットスキーで走り抜ける
ジェットスキーは、ナルスアン島でアクティブに楽しめる人気のマリンスポーツです。エメラルドグリーンの海を風を切って走るスリルと爽快感は、一度体験すると病みつきになります。
スピード感を楽しみながら、周囲の美しい風景も堪能できます。
ナルスアン島ツアーの流れと料金
ナルスアン島のツアーは、朝にセブ市内やマクタン島のホテルでピックアップされることが一般的です。ボートで島に向かい、到着後はシュノーケリングやランチなどの自由時間を楽しめます。
ツアー料金はアクティビティや食事の内容によりますが、1人あたり3,000〜5,000ペソ程度が目安です。
ナルスアン島のツアーの予約方法
ツアー予約は、オンラインまたは現地旅行会社を通じて簡単に行えます。特に人気のシーズンには早めの予約がおすすめです。
また、宿泊しているホテルのコンシェルジュに相談するのも便利。ツアー内容や料金を比較しながら、自分に合ったプランを選びましょう。
ナルスアン島の持ち物
ナルスアン島観光に必要な持ち物には、水着、タオル、日焼け止め、サンダルが基本です。防水バッグや携帯用のシュノーケリングセットがあるとさらに便利。
また、必要な現金や身分証明書も忘れずに。飲み物や軽食も持参すれば、より快適に過ごせます。
ナルスアン島観光の注意点5つ
ナルスアン島を訪れる際には、安全で快適に楽しむためにいくつかの注意点があります。特に現地ルールの確認や貴重品の管理に気を付けましょう。以下に5つのポイントを解説します。
ペソは必ず用意
島内では小さな売店や現地の施設を利用する際に、小額の現金が必要になることがあります。
特にチップや軽食購入の際に役立つので、事前に細かいペソを準備しておくと便利です。両替はセブ市内で済ませておくのがおすすめです。
貴重品の管理を徹底
観光地では盗難のリスクがあるため、貴重品は最小限にし、防水バッグやロッカーを活用しましょう。
特に海で遊ぶ際には、目の届かない場所に貴重品を放置しないことが大切です。事前の準備が安全な旅行につながります。
紫外線対策
セブの太陽は非常に強いため、紫外線対策をしっかり行いましょう。日焼け止めや帽子、UVカットのラッシュガードは必須アイテムです。
また、こまめに日陰で休憩をとり、熱中症対策として水分補給も心掛けましょう。
乗り物酔い対策
ボートで移動する際に酔いやすい人は、事前に酔い止め薬を飲むことをおすすめします。海が荒れている日や風が強い日には揺れが大きくなることがあるため、体調を整えておくことが大切です。
飲食物の持ち込み禁止
ナルスアン島の一部エリアでは、環境保護の観点から飲食物の持ち込みが制限されている場合があります。ツアー会社や島の管理ルールを事前に確認し、必要なら現地のレストランを利用しましょう。
ナルスアン島周辺の島々の紹介
セブ島の周辺には、美しいビーチや透き通った海が広がる島々が点在しており、その中でもナルスアン島は特に人気があります。ナルスアン島は、セブ市内からボートで約1時間でアクセスできる自然豊かな島で、白砂のビーチとマリンアクティビティが楽しめるスポットです。
また、このエリアにはナルスアン島以外にも魅力的な島々が数多くあり、アイランドホッピングで訪れる観光客に大変好評です。
パンダノン島 (Pandanon Island)
パンダノン島は、セブ島とボホール島の間に位置する小さな島で、絵画のように美しい白砂の砂州が広がっています。アイランドホッピングの人気スポットとして知られ、青い空とエメラルドグリーンの海が織りなす景色は息をのむほどの美しさです。島の砂浜は広く、ピクニックや写真撮影に最適。特に干潮時には、砂州がくっきりと現れ、周囲を散策するのも楽しいポイントです。
また、島には小さなチャペルがあり、静かな雰囲気の中でリラックスしたひとときを過ごせます。島全体がリゾートのような空間で、子どもから大人まで楽しめる場所です。アクセスも比較的容易で、セブ市内からボートで約1時間半ほど。セブ滞在中にぜひ訪れたい島です。
ヒルトゥガン島 (Hilutangan Island)
ヒルトゥガン島は、セブ島の南東に位置し、特にシュノーケリングやダイビングの聖地として名高い島です。島の周辺にはサンゴ礁が広がり、多様な海洋生物が生息しているため、初心者から上級者まで楽しめるマリンアクティビティが充実しています。特に透明度の高い海で観察できるカラフルな熱帯魚たちは、観光客に大人気です。
また、ヒルトゥガン島は保護海域に指定されており、環境への配慮が徹底されています。そのため、自然そのままの美しい景観が楽しめるのも魅力のひとつです。島ではシュノーケリングのほか、ダイビングライセンスを取得するプログラムもあり、海の魅力を存分に体験することができます。セブからボートでアクセスも簡単で、日帰りで訪れるのにも最適です。
ソルパ島 (Sulpa Islet)
ソルパ島はナルスアン島の近くに位置する小さな無人島で、手つかずの自然が残る隠れ家的なスポットです。この島は特に、静かな環境でリラックスしたい人や、プライベートな時間を楽しみたい人におすすめです。島の周囲は浅瀬が広がっており、シュノーケリングや水遊びに最適。透明度の高い水中には、小さな魚たちやサンゴ礁が広がり、初心者でも気軽に海の魅力を楽しむことができます。
また、ソルパ島の特徴は、島全体の素朴で静かな雰囲気。観光客の数も比較的少なく、まるで自分だけの島のような感覚を味わえるのが魅力です。セブ島からナルスアン島へのアイランドホッピングの途中に立ち寄ることができるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
セブ島観光の隠れた名所であるナルスアン島は、美しい海と多彩なアクティビティが楽しめる魅力あふれるスポットです。初心者から上級者まで楽しめるアクティビティや非日常を味わえる滞在体験は、一生の思い出になること間違いありません。
- 名称:ナルスアン島(Nalusuan Island)
- アクセス:マクタン島からボートで30-40分